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家系図の作り方まとめ。すぐに始められる家系図作り

 

この記事は、初めて家系図を作る方向けに、家系図の作り方についてまとめています。

家系図を作る方法は難しくありませんが、戸籍の調べ方、家系図を作成する手順を把握していないと、なかなか作業が進まないということが起こりがちです。

そこで今回は、家系をどこまで遡るか、家系の調査方法、家系図を作成する具体的な方法、家系図を作るときのコツについて詳しくお伝えしていきます。

家系図を作成したいけれど、何から手をつけて良いのかわからないと迷っていた方は、ぜひ参考にしてください。

 

まずは家系をどこまでさかのぼるかを決める

あくまでも一般的なお話となりますが、家系図で遡ることができる世代は5から7世代が平均です。

なぜ最大でも7世代なのかというと、令和元年時点で遡ることができる戸籍が、江戸末期くらいまでだからです。

また、ご先祖様がどのくらい長く生きたのかも深く関係してくるため、遡ることができる世代の範囲には個人差があります。

実際に調べてみないことにはわかりませんが、江戸末期までが限界だと押さえておきましょう。

なお、和綴じ家系図専門店の「家系図株式会社」によると、2004から2005年の間に依頼された家系図のうち、遡ることができた時代で最も多かったのは「天保」でした。次いで、「明治」となっています(参照:どこまで遡れるでしょうか?)。

天保といえば、ちょうど江戸末期あたりの時代です。ごく一部の家系の人のみ、見つけることができたといいます。

また、意外に思うかもしれませんが、「明治」の時代の戸籍もそれほど多く残っているわけではありません。

戸籍が正式にできたのは明治時代からですが、途中に第二次世界大戦などを挟んでいるため、戸籍が消滅してしまったケースが多々あるのです。

ですから、全体の約2割程度の人しか、明治時代まで遡ることができないのが現状といえます。

以上のことからもわかるとおり、最大でも7世代前までとなるか、明治時代までとなる可能性が高いといえそうです。

調べてみて調査が難航するようであれば、深追いしないこともポイントだといえます。

 

次に家系を調べよう!4つの調査方法

家系を調べる方法は、大きく分けると4つあります。

この項では、各調査方法のやり方や注意点などを詳しく見ていきましょう。

 

①家族や親戚に聞く

最も手っ取り早い方法は、家族や親戚に聞くことです。

例えば、正月、お盆などで集まった際、家系図を作成したいことを相談してみましょう。

そうすることで、協力してもらえたり、今まで知らなかった事実が判明することがあります。

ただし、家族や親戚と疎遠だったり、なかなか話を聞くことができない場合は、次にご紹介する「戸籍をたどる」方法で調査を始めてみてください。

 

②戸籍をたどる

2つ目の調査方法は、戸籍をたどる方法です。

以下に手順をまとめましたので、参考にしてください。

 

1.まずは自分の本籍地を調査する

自分の本籍地は、住民票から確認することができます。

まずは自分の正しい本籍地を確認してください。

住民票は、市区町村役場またはコンビニから請求することが可能です。

 

2.自分の戸籍謄本を請求する

最初に自分の戸籍謄本を請求し、父親と母親の戸籍を確認します。

二人の戸籍を確認することで結婚前の戸籍の本籍地を知ることが可能です。

後はその本籍地にある市区町村役場に戸籍謄本を請求し、父親と母親の両親(自分から見て祖父、祖母)の本籍地を調べていくだけです。

このとき、たとえば「父、祖父、曽祖父…」といったように、昔から本籍地が変わっていない場合、一箇所の市区町村役場で戸籍を請求することが可能です。

一方、様々な土地に引っ越しをし、そのたびに転籍していた場合、それぞれの市区町村役場ぁら戸籍を請求しなければなりません。

直接役場に出向く必要はなく、郵送で対応してもらうことは可能です。詳細は、各市区町村役場まで問い合わせて確認してください。

ここまでをまとめると、まずは家族の戸籍謄本を請求ながら本籍地を確認し、必要に応じて本籍地がある市区町村役場から戸籍謄本を請求する。

このサイクルを繰り返していけば、家系図を書くときに必要となる情報を集めることができます。

なお、ここでひとつ注意したいことがあります。

実際に戸籍を請求する際、その戸籍を請求することができる人は決められてます。

プライバシーの観点から、委任状なしで請求できる人は、以下に該当する人のみです。

  • 請求する戸籍に名前が記載されている人
  • その配偶者
  • 直系尊属もしくは直系卑属に該当する人

ようするに、父親や母親の兄弟にあたる叔父や叔母をはじめとした「傍系尊属」、甥や姪などの「傍系卑属」の戸籍に関しては、必ず委任状を用意する必要があります。

委任状がない場合、戸籍謄本を請求することはできません。

あらかじめ事情を話して、戸籍謄本を取り寄せるようにしましょう。

 

③文献調査

ここでいう文献調査とは、戸籍謄本を取り寄せながら本籍地を調べていく過程で、家系の不明点が出てきたときに行う調査方法のことです。

現地まで出向いて情報集めをする、アナログ的な方法ともいえます。

文献は、郷土資料館・図書館に収められている「市区町村市関連の歴史資料」を用います。

土地の名前の由来、古くから伝わっている歴史的な話、当時活躍していた人物の名前など、メモに遺すようにしましょう。

全ての情報をメモに残す必要はありませんが、できるだけ遡って細かいなところまで記録してください。

その他の調査先としては、「法務局出張所の土地台帳」なども有効です。思わぬ情報から事実が判明することがあります。

また後からわかりやすいように、1つの情報は1つのメモ用紙などにまとめておいてください。その方が、あとで情報まとめるときにスムーズです。

 

④現地調査

現地調査とは、菩提寺で行う調査のことです。菩提寺まで出向いたら、最初に過去帳を見せてもらいましょう。

あとは、過去帳に書かれていることを、全て書き写していきます。

このとき、読みづらい日本語が出てきますので、できれば写真を撮っておくようにしてください。スマホで撮影しても構いません。

なお、菩提寺に出向く際は、本家の人と一緒に訪問するのが好ましいと言われています。

それだけでなく、「お志」を包んで納めるのがマナーとなっているようです。

金額は様々ですが、一般的には、1万円程度が妥当な金額だといわれています。

もしも分からなければ、どのくらいの金額が妥当なのか家族などに相談しておきましょう。

さて、過去帳の記録が終わったら、続いてお墓を見せてもらいます。

墓には、戒名、没年月日、享年などが書かれていますので、こちらも全て書き写してください。

のちに「この字はなんて書いてあるんだ?」とならないように、写真撮影も済ませておきます。

それから、お墓前面、家紋も写真撮影しておきましょう。より詳しい家系図を書きたいときに役立ちます。

 

調べた情報を元に家系図を作成する

一通りの調査が終わったら、調べた情報をもとに家系図を作成していきます。

手順は大きく分けると2つです。それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

調べた情報を整理

戸籍謄本、郷土資料、過去帳など、家系図を書くときに必要となる情報をまとめ、3つのグループに分けます。

  • 親子
  • 兄弟、姉妹関係
  • 親族関係

三つのグループに分けた後、過去帳から書き写した情報をもとに、家系図と照らし合わせていきます。

これらの作業を続けていくことで、おおよそ5代前以上の家系図を作成していくことができます。

なお郷土資料館、図書館などで調べた歴史などの情報は、一族一人ひとりの生活史をまとめるときに便利です。

オリジナリティ溢れる家系図を作成したいときは、ぜひこれらの生活史も追加してみてください。

きっと、家族だけでなく親族一同で楽しめるはずです。

 

家系図を書く(または入力する)

家系図の書き方は、大きく分けると2パターンあります。

  • 手書き
  • 専用ツール

「手書き」は言うまでもなく、直筆で書いていく方法です。

最近は、ネット上で手書き用の台紙が配布されているため、無料プリントアウトすることができます。

ただし、丁寧に書かないとキレイさに書けてしまうことから、あまりおすすめはできません。

一方、家系図を作るツールに関しては、無料・有料ともに様々な種類があります。

無料のものに関しては、元々パソコンの中に入っているエクセルソフトを用いても構いません。

また、家系図用のエクセルテンプレートもありますので、いくつかチェックしてみましょう。

その他、エクセルソフトを使わないツールも存在します。無料・有料問わず、簡単な操作で家系図を作成することが可能です。

ただし、ツールによって機能性、使いやすさ、仕上がりなどに違いがあります。

いくつか実際に使用してみて、使い勝手が良いものを利用しましょう。

(関連記事:家系図の書き方まとめ。一般的なルールから疑問点など徹底解説

家系図を作る際のコツ

実際に家系図を作る際は、ちょっとしたコツがあります。

今回は、代表的なコツを2つ取り上げてました。参考にしてください。

 

時間がかかるモノ。焦らないこと

家系図を自作するときに一番ネックとなるのは、想像以上に時間が掛かることです。

最も時間がかかるのは戸籍を全て取り寄せることだといえます。

特に本籍地が何度も変わっている場合、調査が難航することもしばしばです。

それから、意外と見落としがちなのは、戸籍に書かれている情報を解読したり、まとめることにも時間が掛かることだといえます。

特に情報の解読は難しいものです。

なぜなら、旧字、手書きで書かれた文字ということもあり、一体何と書いてあるのか分からないことが多々あるからです。

最悪の場合、旧字などに詳しい専門家に解読してもらうこともあります。

早ければ2カ月程度で作成できることもありますが、家系図の規模が大きければ大きいほど、短期間での作成は困難です。

場合によっては、6カ月から1年以上掛かることが予想されます。

以上のことからも、家系図作成は時間が掛かるものであり、焦らずコツコツ作業を続けることが大切だと覚えておきましょう。

 

自分のルーツを楽しむこと

せっかく家系図を作成しているのにも関わらず、面倒くささを感じたり、ストレスを溜めてしまったりしては意味がありません。

戸籍を調べていくということは、自分のルーツを知ることでもあります。

ですから、自分のルーツを探す旅と捉えて、家系図作成を楽しむようにしましょう。

また、自分のルーツを辿っていくにつれて、日本全体の歴史を身近に感じることができるようにもなります。

以上のことから、作業の大変さだけに着目するのではなく、全ての工程を楽しみながら取り組みましょう。

 

まとめ

今回は、家系図の作り方についてお伝えしました。

本文でもお伝えした通り、戸籍謄本を揃えるまでに時間がかかりそうですが、それもまた家系図作成の醍醐味といえそうです。

最近は、家系図作成を専門とする業者に依頼することも可能ですが、自分で作成した方が自らのルーツをより楽しむことができます。

今回ご紹介した情報を参考にしながら、この機会に家系図作成に挑戦してみてはいかがでしょうか。

実際に作業に取り組み始めた途端、好奇心から手が止まらなくなってしまうかもしれませんよ!

 

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